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もんじゅ

漂流20年 専門家はこう見る

克服困難な課題山積 元京都大原子炉実験所講師・小林圭二さん(76)=原子核工学

 高速増殖炉は克服困難な危険をたくさん抱えており、もんじゅは、ただちに廃炉にするべきだ。

 第一に、軽水炉と比べて原子炉が暴走しやすい性質を持つ。2011年3月の東日本大震災や津波のような契機があるともっとひどい惨事になる。福島第1原発事故では核燃料が溶融して放射性物質が外に出たが、もんじゅでは燃料が溶融して集まると最大級の事故の始まりとなり、最悪の場合、核爆発が起こる危険がある。

 温度変化しやすいナトリウムが高温で配管を流れているので、緊急停止時の熱衝撃も大きな問題だ。配管は、内側と外側の熱変化の差でストレスがたまらないように肉厚を薄くしているので、地震など外圧に弱い。

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