もんじゅ

燃料劣化が進む ナトリウム漏れ事故20年

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日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」=福井県敦賀市で、本社ヘリから三村政司撮影
日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」=福井県敦賀市で、本社ヘリから三村政司撮影

 1995年12月8日にナトリウム漏れ事故を起こした高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、燃料のプルトニウムが劣化し続けていることが、運営する日本原子力研究開発機構への取材で分かった。ほとんど運転していない20年間に、プルトニウムの一部が核分裂しにくい「アメリシウム241」に変化しているという。同機構は「現時点で運転に支障はない」とするが、停止が長引けば燃料を交換する必要に迫られる恐れがあると認めている。

 もんじゅの炉心では、プルトニウムなどの燃料を核分裂させて発電する。核分裂したプルトニウムからは中性子が飛び出し、別のプルトニウムに衝突して核分裂させる。こうした連鎖が繰り返され、核分裂が維持される。

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