ワタミ過労自殺

遺族と1億3365万円で和解

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森美菜さんの遺影を前に会見する父豪さん(右)と母祐子さん=厚生労働省で2015年12月8日午後4時過ぎ、黒田阿紗子撮影
森美菜さんの遺影を前に会見する父豪さん(右)と母祐子さん=厚生労働省で2015年12月8日午後4時過ぎ、黒田阿紗子撮影

 居酒屋大手「和民」で働いていた森美菜さん(当時26歳)が過労自殺したのは会社側の責任だとして、遺族らが運営会社ワタミと当時の社長の渡辺美樹参院議員(自民)などに約1億5300万円の損害賠償を求めた訴訟は8日、東京地裁(吉田徹裁判長)で和解が成立した。原告側によると、被告側が業務に起因する自殺であると認めて謝罪したうえで1億3365万円を支払い、労働時間の正確な把握などの再発防止策を取ることで合意した。遺族側の意向に全面的に沿った和解となった。

 訴えていたのは森さんの父豪(つよし)さん(67)と母祐子さん(61)。訴状などによると美菜さんは2008年春にワタミの子会社に入社、神奈川県横須賀市の店舗で働いていたが、同年6月に自殺した。残業は国の過労死認定ライン(月80時間)を超える月約141時間に上り、12年2月に労災認定された。

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