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広島原爆

被爆70年、惨禍伝えたい 懐中時計、投下時刻の針折れる 金属劣化か、資料館「対策急務」

 広島市の原爆資料館に展示されている代表的な遺品で、原爆投下時刻の午前8時15分で止まったままの懐中時計の短針が折れていたことが、9日分かった。金属の劣化が原因らしい。同館の展示資料の多くは、原爆による傷みに加えて経年劣化が進んでいる。資料館は「原爆の惨禍を将来にわたって伝えるためにも対策は急務だ」と懸念しており、「被爆70年以降」の課題となっている。

 懐中時計は二川謙吾さん(当時59歳)の遺品。二川さんは1945年8月6日、建物を取り壊す作業に向かう途中に被爆し、同22日に死亡した。懐中時計は息子の一夫さんから贈られた品で、肌身離さず持ち歩いていたという。一夫さんが75年に資料館へ寄贈し、本館の被爆再現人形のそばで展示されていた。今夏の館内清掃時、短針の先端が折れているのが分かり、現在は製作済みだったレプリカを展示している。

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