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東日本大震災 「被災犬」里親へ 麻布大獣医学部、社会貢献兼ね実習

里親の神崎迪子さん(左)に抱かれるコメに、名残惜しそうに笑顔で別れを告げる獣医学部の学生たち=麻布大獣医学部で

 11月下旬、福島県郡山市・いわき市の保護センター施設で保護されていた「被災犬」が、麻布大学(相模原市)の学生の手によって、新しい家族のもとに引き渡された。同大の社会貢献を兼ねた実習の一環だ。大震災からもうすぐ5年。どのような取り組みか取材した。【成蹊大・林杏香、写真は聖心女子大・高井里佳子】

 麻布大獣医学部動物応用科学科は、動物保護センターに遺棄された殺処分対象の犬を毎年6〜7頭引き取り、学生が約半年間かけてトレーニングをした後「里親」を探し、引き渡す。「犬を知り、犬を通しての社会貢献」を目的とした「応用動物心理学実習」だ。

 3年次から選択が可能な科目で、前期と後期の通年で受講することで単位として認定される。2009年に開始され今までに50頭以上の犬を里親に送り出した。当初は大学近くの神奈川県動物保護センターから受け入れをしていたが、11年3月に発生した東日本大震災を受け、同年5月から被災地である福島県郡山市・いわき市の保護センターに変更。被災により飼い主を失った「被災犬」を引き取った。

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