メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

防災再考

関東・東北豪雨3カ月/上 結城と隣接地区の筑西市民、田川氾濫伝わらず 自治体間の連携なし /茨城

鬼怒商高近くの田川橋から田川の下流を望む。左岸(手前)は堤防がなく、橋のたもとには根から倒れたままの雑木も=結城市小森で

 鬼怒川とその支流、田川に挟まれた地域が、関東・東北豪雨で水につかった。水があふれたのは筑西市を流れる鬼怒川ではなく、結城市を流れる田川の方だった。鬼怒川が増水し、田川を逆流して堤防がない地域を襲ったのだ。この地域にある筑西市下川島の住民の中には、田川の氾濫をあとで知った人もいた。

 プラスチック成形工場を夫婦2人で営む藤貫良起さん(44)。納期に間に合わせようと、9月10日は午前4時前から機械を動かしていた。異変に気付いたのは同6時ごろ。工場内に水が入ってきた。急いでフォークリフトを使い製品を避難させようとしたが、すべてというわけにはいかなかった。「もっと早く氾濫情報が分かっていたら」。藤貫さんは唇をかむ。

 結局、ほとんどの機械が浸水して使えなくなった。被害額は約6000万円に上る。「特別金利の適用を受け…

この記事は有料記事です。

残り950文字(全文1307文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新潟県下越で震度6強 新潟、山形、石川に一時、津波注意報
  2. 震源は「日本海東縁ひずみ集中帯」 逆断層型、繰り返し発生 新潟震度6強
  3. 意識不明の巡査 手術で快方に向かう 拳銃強奪
  4. 日本海側、過去にもM7クラスの地震 津波で死者も 新潟震度6強
  5. 戦争の不条理 獄中の嘆き 元陸軍大尉が手記「勝者が敗者裁く」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです