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<レクイエム2015>上方「しゃべくり」で勝負し続け 漫才師・今いくよさん

舞台上で記者会見し、復帰を報告する「今いくよ・くるよ」の今いくよさん(右)=京都市東山区で2014年12月3日、最上聡撮影

<胃がんのため5月28日死去、67歳>

 「私たち高校の頃、ソフトボールやってまして、私がピッチャーでエース。くるよちゃんがキャッチャーでロース」

 今いくよさんの、このフレーズ。わかっていても、何度聞いてもおもしろい。本当は、いくよさんがセンターでキャプテン。くるよさんはマネジャーだったのだが。大劇場の客の笑いが、ドッカンドッカン響く。あの場の空気感は忘れられない。テレビでは決して伝わらない、木戸銭を出して足を運んだ人だけが得られる至福だ。

 息のあったコンビは、1980〜82年の「漫才ブーム」でブレークして以来、常に漫才界の先頭に立ってきた。漫才ブームは、B&B、ツービート、島田紳助・松本竜介といった、名もない若手を一躍、全国区へと引き上げた。だが、漫才コンビは続けるのが難しい。ほとんどがコンビ別れをしてしまう。彼らより少し年上だった二人は、地元・関西に拠点を置きながら、40年以上もの間、コントのような展開ではない、上方の「しゃべく…

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