【パリ賀有勇】13日に行われたフランスの州(地域圏)議会選第2回投票で、極右政党・国民戦線(FN)は本土全13州すべてで第1党の座を逃した。FNが勝利する可能性のあった2州で出馬を取りやめた国政与党・社会党の戦略が奏功した形だが、一方でFNは仏政界で無視できない存在になっていることを誇示したといえる。
内務省の集計によると、得票率は▽サルコジ前大統領の共和党を中心とする右派連合40%▽オランド大統領率いる社会党を中心とする左派連合29%▽FN27%−−だった。地域政党が勝ったコルシカ島を除く本土12州のうち、右派連合が7州、左派連合が5州で第1党となった。第1党が首長にあたる議長を出す。投票率は58%で、第1回投票より約9ポイント高かった。
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