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【北京・石原聖】中国国有石油大手「中国石油化工集団(シノペック)」は14日、南シナ海の西沙(パラセル)諸島の永興島(ウッディー島)に給油施設を建設していることを明らかにした。給油拠点の整備で中国海軍や海洋警察「海警局」の艦船による恒常的なパトロールが可能になるため、ベトナムやフィリピンが反発しそうだ。
中国は永興島に、西沙や南沙(スプラトリー)諸島などを行政区域に含む海南省三沙市の政府を設置している。同社は、給油所と貯蔵施設の建設を通じて「市に含まれる島々での数年分の燃料需要を満たすことが可能になる」としている。
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