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金融審議会の作業部会が報告書
金融審議会(首相の諮問機関)の作業部会は16日、金融グループの規制緩和に向けた報告書をまとめた。「フィンテック」と呼ばれる金融サービスの広がりを受け、IT関連企業などへの出資制限を緩和するほか、地方銀行の再編・統合を念頭にグループ内の銀行間で資金を融通しやすくする措置などを盛り込んだ。これを踏まえ、金融庁は来年の通常国会に銀行法改正案を提出する方針だ。
フィンテック関連企業への投資額は2014年に世界で約122億ドル(約1・5兆円)に達しているとの試算もあり、欧米の金融機関が買収などで金融サービスを拡充する動きが相次いでいる。一方、国内では銀行の一般事業会社への出資を5%(持ち株会社は15%)までとする銀行法の規制が足かせとなっていた。
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