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北朝鮮点描

(10)「出稼ぎ労働者のレストラン」

 「北朝鮮レストラン」をご存じだろうか。平壌キムチや平壌冷麺、犬肉などの北朝鮮料理が食べられる店である。日本や韓国にはないが、中国には北朝鮮から数多く進出する。もっとも店の売りは料理ではない。本国から派遣されてきたウエートレスだ。大半が平壌の標準語を話す二十歳前後。十数人単位で働き、民族衣装のチマ・チョゴリに身を包み、店内でサービスする。 

 北京市北西部の中関村。中国の情報通信企業が集まり、北京大学や清華大学などの名門大学にもほど近い。“頭脳の集積地”とも言えるこの街に、地元料理店に交じって「綾羅島(ルンラド)」という看板を掲げた北朝鮮レストランがある。

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西岡省二

1991年入社。高知支局、大阪社会部、北京特派員、政治部、外信部デスクなどを経て、2013年4月から現職。大阪社会部時代には府警捜査4課(暴力団対策)を担当、05~10年の北京特派員時代には北朝鮮情勢を取材した。

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