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忘れ去られた改革~旧ソ連・ペレストロイカから30年~

旧ソ連・ペレストロイカから30年/3 民主主義への反感 崩壊後の混乱、脳裏に

庁舎に立てこもり、エリツィン大統領が命じた砲撃で犠牲となった軍人らを追悼し、ウオッカの杯を酌み交わす元軍人たち=モスクワで10月4日

 10月4日の昼下がり、モスクワ川に面した政府庁舎(通称ホワイトハウス)裏の小さな公園に、制服姿の退役軍人ら十数人が集まっていた。「犠牲となった仲間のために」と口上を述べ、何度もウオッカの杯を重ねた。

 1993年に当時のエリツィン大統領がモスクワの政府庁舎(当時は最高会議ビル)に立てこもった守旧派を戦車などによる砲撃で鎮圧してから22年を迎えた日だ。行方不明者を含め最大1000人の兵士や一般市民が犠牲になったとされる。ソ連末期の改革路線「ペレストロイカ」を経て、91年の連邦崩壊で「民主国家」として出発したロシアだが、「民主主義が牙をむいた事件」として多くの人に記憶されている。

 庁舎に立てこもり、降伏して生き延びた50歳代の元軍中尉は「エリツィンによるソ連解体は違法だった。ソ…

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