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内田麻理香・評 『ガリレオ裁判−400年後の真実』=田中一郎・著

 (岩波新書・842円)

 ルネサンスの発祥地、フィレンツェには、ガリレオ・ガリレイの名を冠した博物館がある。その「ガリレオ博物館」を訪れたことがある。そこには、科学革命の立役者を務めたガリレオの使った望遠鏡がさりげなく置かれていた。この小さな望遠鏡が、異端審問を経て科学革命に繋(つな)がった。そう思い出しながら予想外にちっぽけな望遠鏡を感慨深く見た。

 私たちの多くのガリレオ評は次のようであろう。地動説を提唱したために、異端審問を受け、投獄された科学のヒーロー。「それでも地球は動いている」と述べた言葉は、宗教に屈せず立ち向かったガリレオ像を形作っているはずだ。

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