韓国

騒乱容疑で送検 保守系紙などが批判

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 【ソウル米村耕一】韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権を批判するデモを主導した民主労働組合総連盟(民主労総)の委員長(53)を、韓国警察は18日に騒乱容疑などで送検した。デモ隊と機動隊が衝突し双方に負傷者が出たが、同容疑での送検は29年ぶりで、保守系紙の中央日報は19日、社説で「(時代に)逆行する適用は問題だ」と批判した。

 同紙は「民主労総などに騒乱勢力というレッテルを貼り『集会の自由』を萎縮させる意図があるのではないか」と指摘した。ソウル中心部では19日、大規模集会が開かれ、民主労務側は「労働市場改革に反対するデモをして捕まる。これが正しい国の姿なのか」と、厳しい口調で訴えた。

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