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Interview

平幹二朗 「赦し」ない世界は終わる ギリシャ悲劇「王女メディア」来月東京で

 地の底から湧き上がるような怒り、嘆き、愛−−。人間のあらゆる感情が劇場空間を支配し、観客を揺さぶる。現代演劇界を長く牽引(けんいん)する平幹二朗。エウリピデスのギリシャ悲劇「王女メディア」(高橋睦郎修辞、高瀬久男・田尾下哲演出)を今秋から全国各地で上演している。メディアを初めて演じたのが37年前。「今年初めて、エウリピデスはもしかして人間が生きていくには『赦(ゆる)し』がないと世界は終わると思って書いたのかなあって思った。メディアには『赦し』がないから」。より深化したメディアと向き合う。

 コルキスの王女メディア(平)はイアーソン(山口馬木也)と恋に落ち、コリントスへと逃れたが、イアーソンはコリントス王の娘を妻に迎えることを決意。王はメディアと2人の息子に所払いを命じ、メディアは復讐(ふくしゅう)を決意する。高橋の台本では、メディアは妻、イアーソンは夫と、すべて普通名詞に置き換えられている。

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