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海保

塗装片から事故船舶特定も 化学分析一筋の小泉敏章さん

試料の分析をする小泉敏章さん=東京都立川市の海上保安試験研究センターで2015年12月16日、米田堅持撮影

再任用初の人事院総裁賞に

 海上保安庁の化学分析の第一人者である小泉敏章さん(61)が人事院総裁賞を受賞した。海保で個人が受賞するのは7人目で、定年後の再任用者では初めてだ。海上保安官でさえ知る人の少ない、科学の目で海を守る職人の素顔を追った。【米田堅持】

船に乗りながら大学を卒業

 小泉さんは北海道の足寄町の出身で、歌手の松山千春さんらと同じ高校を卒業した後、海上保安学校へ入学した。卒業後の1974年、川崎海上保安署の巡視艇うみかぜに配属された。船で巡回中、小泉さんは赤い水を流す工場を見つけた。先輩とともに、工場へ出向き、不法排水を摘発したことが分析への道を歩むきっかけとなった。

 当時は、全国各地で公害などによる海洋汚染が問題視されていた。小泉さんは、船に乗りながら、夜間に中央…

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