メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

池内紀・評 『戦後入門』=加藤典洋・著

 (ちくま新書・1512円)

 小さくて大きな本である。新書で六三五ページ。戦後政治をめぐり、とても大切なことを丁寧に述べていくと、おのずとこれだけの厚みになった。「はじめに」に告げてある。「戦争に敗れてから七○年もたって、なお戦後七○年ということが問題になるのは、その『戦後』が終わっていないからです」。テーマがきちんと冒頭に示されている。論説はつねにこのように始めるべきものなのだ。

この記事は有料記事です。

残り1879文字(全文2071文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ショーン・コネリーさん死去 90歳 「007」のボンド役 BBC報じる

  2. 余録 映画「007」シリーズの第2作、「ロシアより愛をこめて」は…

  3. 逗子崩落・女子高生死亡 事故前日に亀裂発見 マンション管理会社、行政に伝えず

  4. 松尾貴史のちょっと違和感 「田分け」以上の愚行 大阪市廃止は投票で防げる

  5. 22歳孫の祖母介護殺人 「自助に頼る国の悪癖」露呈 就職氷河期経験者が読む

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです