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記者の目

夫婦別姓 最高裁認めず=野口由紀(京都支局)

夫の谷正友さん(左から2人目)ら家族と自宅の庭で育ったミカンを取る夫婦別姓訴訟原告の吉井美奈子さん(右端)。子供たちも姓を使い分けて暮らしている=京都府内で、久保玲撮影

個人尊重の制度、国会で

 夫婦別姓を認めない民法の規定は憲法に違反するかどうかが争われた訴訟で、最高裁大法廷は今月16日、「家族の呼称を一つに定めることに合理性がある」との考えに立ち、合憲との判断を示した。だが同時に、夫婦別姓を認めないことで生じる問題点も指摘。婚姻や家族制度を検討する上で立法が考慮すべき事項も示し、ボールを立法府に投げ返した。国会は合憲という結論だけでなく、判決に込められたメッセージを重く受け止め、議論を深めてほしい。

 東京、富山、京都の男女5人が東京地裁に訴訟を起こしたのは2011年2月。長年政治に期待しながらも裏切られ、司法に期待を寄せたのだ。提訴時、私自身も「早く制度の実現を」と胸が高鳴ったのを覚えている。

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