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にいがた記者日記

年末ワイド版/10止 街の本屋=金沢衛 /新潟

小さな書庫で再起を模索する長谷川さん=長岡市で

 今秋、長岡市内で一軒の本屋が閉店した。「ブックスはせがわ」。店主の長谷川敏明さん(41)は2代目だ。1976年、市内の本屋に勤めていた父が独立して開業。その父が病気で倒れたため、東京から戻り、2002年に店を継いだ。大手チェーンや郊外型店の影響で、既存店に厳しさが出始めた頃だ。父の代からの常連客らで切り盛りできたのもつかの間。やがて客足が遠のいた。

 3年前から知り合いの写真家による写真教室を定期的に開催。本の著者を招いたトークイベントや、近所の農家の野菜を置く朝市も開いた。誰にでも懐く柴(しば)犬のチャチャは看板犬として手伝った。閉店の知らせは突然で常連客を驚かせた。試みは新しい客を増やしたが、売り上げ回復にはつながらず、家賃が重くのしかかっていた。店番を手伝う母も70歳を超え、無理をさせられなくなった。

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