メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

戦後70年・日本のサイエンス

医療の進歩、変わる死生観 延命最優先から患者の意思尊重へ

戦後、病院で亡くなる人が増えたが、最後の時を過ごす場所は多様化している=千葉県内のホスピスで宮間俊樹撮影

 戦後、衛生状態が改善し、高度な医療が誰でも受けられるようになったため、日本は世界有数の長寿国となった。一方、脳死や延命治療などを巡り、新たな問題も起きている。技術や医療の進歩は、日本人の生と死をどのように変えてきたのだろうか。【下桐実雅子】

 ●感染症に抗生物質

 戦前、日本人を苦しめてきたのは感染症だった。結核は「国民病」として恐れられ、1918年から世界中で大流行したインフルエンザ(スペイン風邪)では、国内で38万人の死者が出たと報告されている。

 長く死因の上位を結核や肺炎、胃腸炎が占めていたが、戦後、抗生物質の普及により感染症で亡くなる人は激…

この記事は有料記事です。

残り2626文字(全文2902文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 元徴用工訴訟 河野外相「原告は徴用された方ではない」
  2. ライフスタイル 仕事がデキる人はもれなく「習慣の奴隷」である ──『天才たちの日課』(GetNavi web)
  3. 福岡 大濠公園の池、元福岡銀頭取死亡 事故と事件で捜査
  4. 名古屋 BTSファン投稿巡り女子大に爆破予告メール
  5. 論プラス 元徴用工めぐる判決 日韓に刺さったとげ=論説委員・大貫智子

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです