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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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震災後初、楢葉で元旦護摩祈とう

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東日本大震災からの復興を願い、護摩供養する大楽院の住職、酒主秀寛さん=楢葉町で2015年12月30日午後3時6分、森田剛史撮影
東日本大震災からの復興を願い、護摩供養する大楽院の住職、酒主秀寛さん=楢葉町で2015年12月30日午後3時6分、森田剛史撮影

 2016年は幸多き年となりますように−−。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から5年を迎えようとしている福島県内の被災地で、震災前の「元旦風景」が少しずつ取り戻されようとしている。9月に原発事故の避難指示が解除された楢葉町の真言宗豊山派大楽院では30日、震災後初めて実施される元旦の護摩祈とうが予行され、「一枚の木札」が炎にあぶられた。

 「檀家(だんか)や信徒は高齢化し、元旦に避難先から寺へ来ることもままならないでしょう。だから、みなさんの願いを一つの木札に託すことにしました」。法衣をまとった住職の酒主秀寛(さかぬししゅうかん)さん(44)が「諸願成就 檀信徒一同」と記した木札を掲げ、不動明王像の前に座った。元旦には正式に、人々の願いを集約した一枚が用意される。

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