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家族2016

孤をいきる/2 生前から交流「墓友」に

一見重そうなイメージの棺おけに入る体験だが、現場には参加者の笑い声が絶えなかった=東京都内の斎場で、池乗有衣撮影

 <くらしナビ・ライフスタイル>

 ●入棺体験イベント

 「入りまーす」

 1人の女性が元気な掛け声とともに純白の布張りの棺おけに横たわると、静かにふたが閉じられた。しばらくして小窓が開けられ、女性が顔を見せる。周囲から「美人に見える」と言われ、窓越しに満面の笑みで手を振った。

 昨年12月上旬に、「ひとり」で生きる女性の老後を応援するNPO法人「SSS(スリーエス)ネットワーク」が、東京都内の斎場で会員同士が交流する忘年会に併せて開催した入棺体験イベントの一コマだ。参加者は、死後、葬儀をせずに遺体を荼毘(だび)に付す「直葬(じきそう)プラン」の契約者で、SSSの共同墓(同府中市)に眠ることを決めた60〜80代の女性約20人。体験後には「居心地がいい、よく眠れそう」「これで死ぬのが怖くない」などと、棺おけ話に花が咲いた。

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