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Interview

津村記久子 働く人の背中押す 『この世にたやすい仕事はない』刊行

津村記久子さん=三村政司撮影

 書くのには骨が折れた。というのも、悪役が登場しないから。「パワハラで主人公がいじめられる展開にせず、仕事そのものを突き詰めたかったんです」。作家、津村記久子さんが話す。30代半ばの女性が1年間で五つの仕事を渡り歩く様を描く連作小説集『この世にたやすい仕事はない』(日本経済新聞出版社)を刊行した。

  ■   ■

 主人公の女性は大卒後、14年間勤めた職場を燃え尽き症候群になって辞めた。職業安定所で「コラーゲンの抽出を見守るような仕事はありますか」と相談すると、次々に紹介してくれる。路線バス車内のアナウンス広告の編集、おかきの袋の裏に刷る豆知識の執筆、特殊な見張り、ポスターの張り替え……。「私がやりたい仕事ばかりを空想しました」

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