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SUNDAY LIBRARY

津野 海太郎・評『いつまでも若いと思うなよ』橋本治・著

病気にも借金にも負けず逆境をつい面白がってしまう

◆『いつまでも若いと思うなよ』橋本治・著(新潮新書/税抜き740円)

 老人になったら、老人の書いた本が面白く読めるようになった。いざそうなってみて、ついさいきん老人になった人たちの本が、あんがい多いことに気づく。2015年にでた本でいえば、橋本治『いつまでも若いと思うなよ』とか、南伸坊『おじいさんになったね』(海竜社)とかですね。60代後半だから、私より10歳ほど若い団塊世代の人たちの本。

 近ごろの60代は、じぶんがもう老人になっているのか、まだそうでないのか、なかなか立ち位置が決められない。いま若い人が20歳をこえても、じぶんが子どもか大人か、うまく決められずにいる。あれとおなじ。私自身がそうだったから、自信をもってそういえる。

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