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いばらきお菓子の国

/7 頑固職人こだわり「せんべい」 指先が引き出す味と香り /茨城

焼き上がったせんべいをチェックするベテラン従業員=取手市山王の「椎名米菓」で

 「煎餅の生地はわがままっ子と同じだ。気温、湿度で微妙に変わる。生地に触った感じで、その日の焼き方が決まる。指先に目があるのと同じだ」−−。1935年創業の「椎名米菓」を経営する椎名一郎さん(79)は先代で創業者の父親、延雄さんの言葉を思い出す。焼き始める最適なタイミングは自ら会得するしかない。

 延雄さんは12(大正元)年生まれの口数が少ない頑固な職人だった。一郎さんは中学のころから手伝い、取手一高を卒業後、本格的に家業に励んだ。延雄さんが91年に78歳で死去し、2代目として後を継いだ。

 父親譲りの頑固な職人かたぎ。「職人の看板を掲げる以上、指先と経験が武器」と言い切る。原料にもこだわる。ほとんど県内産のうるち米。くず米は一切使わない。しょうゆは「風味と香りを重視して選んだ」千葉県産の業務用特級品だ。

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