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群馬百湯

/9 安中市・霧積温泉 「人間の証明」生む /群馬

音をたてて回り続ける古びた水車

伊藤博文が憲法草案練った一軒宿

 「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね? えゝ、夏碓氷(うすい)から霧積(きりづみ)へ行くみちで、渓谷へ落としたあの麦稈(むぎわら)帽子ですよ」

 詩人・西条八十(やそ)(1892〜1970年)の作品「帽子」の一節だ。学生時代に霧積温泉の旅館「金湯館(きんとうかん)」に泊まった作家の森村誠一さん(83)は、宿の弁当の包み紙に印字されたこの詩に感動し、代表作「人間の証明」を書き上げた。作中、外国人殺害事件を解決する手がかりになったのは、被害者がタクシーに置き忘れた西条の詩集だった。

 駐車場から険しい山道を登ること約30分。町から11キロ離れた山あいにひっそりとたたずむ一軒宿の周囲…

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