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プレジャーボートなど小型船の衝突事故を防ぐため、国土交通省は、スマートフォンの無料アプリを使って自船の位置情報を他船と共有する仕組みの整備に乗り出す。複数の企業が開発中のアプリに共通の規格を導入し、互換性をもたせることで多数の船が情報共有できるようにする。2018年の運用開始を目指している。【内橋寿明】
通信機器大手「日本無線」は、自船と、自船の周辺を航行している船の位置情報を海図上に表示するスマホ向けのアプリを開発している。全地球測位システム(GPS)を利用し、陸地に設置された携帯電話の基地局を通じて情報を配信する。基地局のサーバーには航行ルートが記録されるため、事故が起きた場合は原因調査に役立てることもできるという。
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