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森と人と獣と

/7止 増える「狩りガール」 狩猟文化の転換期 /和歌山

獲物を狙う溝部さん。化粧をし、服装や銃のストラップなどもファッション性にこだわる=和歌山市加太で、高橋祐貴撮影

 薄暗い山中でライフル銃を構えた女性が、約100メートル先の沼地にいる獲物と地面とを交互に見ながら慎重に進んでいく。足元で小枝がかすかな音を立て、カモは一斉に逃げ去った。新米ハンターの溝部名緒子さん=和歌山市=は「まだまだ忍び足が未熟です」と苦笑した。

 県内の銃の狩猟免許所持者が年々減る中、昨夏は例年の2倍以上の71人が銃猟の試験に合格した。わな猟も3割増の192人が免許を取得。試験会場では若い女性の姿が目立った。近年、全国で増えている若い女性のハンターは「狩りガール」として注目されている。

 溝部さんも昨年、銃猟の免許をとった一人だ。きっかけは5年ほど前。当時住んでいた岐阜県で知人からもらったイノシシ肉のおいしさに驚き、狩猟に興味を持った。2013年に古里の和歌山に戻ってから地元猟友会に頼み込んで猟に同行。いろいろと教わるうちに「自分でもやってみたい」と思ったという。

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