メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

国技の現在地

初場所を前に/下 「心」充実で、より実力 「押し相撲」徹底も鍵

昨年11月の九州場所千秋楽で、日馬富士(左)に完勝した稀勢の里。悲願の初優勝に向け、「心」の充実が最大の課題だ=野田武撮影

 日本出身力士が横綱・白鵬を筆頭とする外国出身力士に対抗するには何を磨くべきか。長年研究を続ける日体大の斎藤一雄教授(運動方法学)は「相撲は力比べではない。『相手に力を出させない』ということが重要だ」と説く。体格や力で勝る外国出身力士とまともに組み合えば、勝機は小さくなる。自らの得意、相手の不得意な部分を考えた時に日本出身力士が心がけるべきなのは「まわしを取らせない、触らせない」こと、つまり押し相撲を徹底することに尽きるという。

 学生時代はアマチュア横綱に輝き、日体大相撲部のコーチ、監督として嘉風や妙義龍ら幕内で活躍する力士を育ててきた斎藤教授。初場所に33歳で新関脇に昇進した嘉風は、まさにその教えを体現した動きで昨年の本場所を沸かせた。「ここ数場所(嘉風は)好き放題暴れて相手に相撲を取らせない取り口が多かった」。個人の能力には平均値があり、精神的に安定すると力が平均より上に出る、というのも斎藤教授の持論だ。「30代にな…

この記事は有料記事です。

残り624文字(全文1040文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型肺炎、荏原病院院長「万全期し対応 ご安心ください」 帰国の4人受け入れ

  2. 新型肺炎 国内で新たに2人感染確認 奈良在住男性は武漢渡航歴なし、人から人への感染か

  3. 新型肺炎、中国の感染者がSARS上回る5974人 世界で6000人超に

  4. 京都市長選 現職支持団体が「共産党『NO』」広告 著名人の顔写真、許可なく掲載も

  5. 新型肺炎 ウイルス培養に成功、ワクチン早期開発の可能性も 豪研究所

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです