メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

持田叙子・評 『東京抒情』=川本三郎・著

 ◆持田叙子(のぶこ)評

 (春秋社・2052円)

都市のノスタルジーを拾い歩く

 新年である。清々(すがすが)しい空気を胸に吸いこみ、好きな著者の好きな本について思いきり語りたい。それでこの一冊−−『東京抒情(じょじょう)』。

 抒情、というと儚(はかな)くきれいな感じ。でも本書はその中に苦い涙や虚無もたっぷり託す。地方を蹴(け)ちらす東京の怪物性も見のがさない。

 歩く。徹底して歩く。それが著者の思想。ビルの谷間をゆく。路地に入る。時に東京西郊外を瑞穂町から立川…

この記事は有料記事です。

残り1227文字(全文1457文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 即位の礼 来日中のドゥテルテ大統領、饗宴の儀欠席 バイク事故で痛み、前倒し帰国へ

  2. 即位の礼 饗宴の儀、華やかに 皇后陛下ロングドレス 出席者も鮮やか民族衣装で

  3. 即位の礼 小ダイ姿焼き、フカヒレ茶わん蒸し、加薬飯、イセエビ吸い物…饗宴の儀、秋づくしの和食で

  4. 眞子さま28歳に 代替わりで公務増加

  5. 共産党「現行憲法に抵触」即位礼など欠席 他の主要政党は祝意

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです