社説

震災から5年 希望の灯はともせたか

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 例えば、「雄牛」を表す言葉は全国各地で異なる。「オトコウシ」や「コッタイ」などがあるが、宮城県石巻市では方言で「ド」と呼ぶ。

 東北大の小林隆教授らの調査によると、被災地から消えていく危機にある方言は多い。「ド」もその一つだ。代々住み慣れた土地からの人口流出が大きく影響している。

 「森」は福島県東部にある南相馬市や浪江町、双葉町で「エグネ」や「カコイ」と言う。これもまた消えるおそれがある。使われてきた地域から、原発事故で住民が離れていったためだ。

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