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【ワシントン和田浩明】オバマ米大統領が12日、一般教書演説で、「米国民を守り、テロ組織と戦うことが最優先事項だ」と明言したのは、過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダの脅威が続く状況で大統領選の年を迎えたからだ。また、イランとの核問題の最終合意の成立やキューバとの国交回復を外交分野での最大の成果の一つとしてアピールした。
オバマ大統領は「われわれと同盟国を攻撃しようとする国はない。滅びることを知っているからだ」と演説し、米国が国際的指導力を維持していると強調した。国際的に重要な問題に直面した場合に世界各国の人々が解決を求めるのは「北京でもモスクワでもなく、我々だ」と述べ、米国の国際的優位性は自分が就任してから高まっていると主張。単独で強硬策を推し進めるのではなく、各国と連携して対処することが「賢いやり方だ」と述べ…
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