メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

古里の宝

和菓子の技、世代を超えて 一瞬の潔さ、求める職人 小林さん 花鳥風月、まるで本物 /島根

 江戸時代を代表する茶人、松江藩の第七代藩主・松平不昧(ふまい)公(1751〜1818年)。松江では茶道とともに和菓子の文化が花開いた。不昧公が茶席で用いた菓子は「不昧公好み」と呼ばれ、「若草」「山川」などは松江を代表する菓子として全国的にも知られている。【曽根田和久】

 現在、松江は京都、金沢と並んで「日本三大菓子処(どころ)」と称される。その重要な担い手が菓子職人だ。幾種類ものへらやはさみを使いこなし、手から手へ技を受け継いできた。職人らは店の垣根を越えた「松和会(しょうわかい)」という研究組織をつくり伝統の継承と発展に力を注ぐ。

 1913(大正2)年に創業し100年以上の歴史を持つ「福田屋」(松江市)。職人の小林勇仁(こばやしいさと)さん(47)=雲南市木次町=も松和会の会員だ。菓子店が1年で最も忙しい昨年末、小林さんは黙々と淡い桜色の餅で、あんを包んでいた。手際よくリズミカルに続く作業。時に深夜まで続くこともあるという。

この記事は有料記事です。

残り1029文字(全文1448文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS つんく♂×ソニン、17年ぶり再タッグ 「カレーライスの女」続編

  2. GmailなどGoogle複数のサービスで一時障害か

  3. ファクトチェック 愛知県知事リコール運動 「署名受任者の住所氏名が公報で公開される」はミスリード

  4. 山口組分裂5年 特定抗争指定の効果じわり 一部で脱退の動きも

  5. 時代遅れの印紙税 実は銀行預金通帳のデジタル化を後押し?

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです