連載をフォロー 漫画で解説 橋いろいろの巻 2016年1月23日 09時52分(最終更新 1月23日 09時52分) 国内旅行 ライフ 旅行 つり橋、斜張橋、アーチ橋……世界遺産になっているものも [PR] 静岡県三島市に「三島スカイウォーク(箱根西麓・三島大吊橋)」ができました。全長400メートル、高さ約70メートル、幅1.6メートルで、歩行者専用のつり橋では長さ日本一。富士山や駿河湾、伊豆の山々など壮大な景観を楽しむことができます。 つり橋は、メインケーブルから垂らしたハンガーロープで橋桁をつり、引っ張って支える構造になっています。橋の中でも、最も長い距離の橋を架けることができるのです。 この他にも、橋には他にもいろいろな種類がありますね。 最も構造が単純で一般的によく用いられている「桁橋」、上向きに弓なりの形で、古くからの構造である「アーチ橋」、塔から斜めに張られた複数のケーブルでつり、引張力で支える構造の「斜張橋」などが挙げられます。 それぞれに特徴があります。例えば斜張橋の場合、長い距離を架けるには高い塔が必要になります。 海外には世界遺産になった橋もあります。 フランス南部にある「ボン・デュ・ガール」は、古代ローマ時代に建設された水道橋です。英国の「アイアンブリッジ」は世界初の鉄の橋。ともに世界遺産です。 ニューヨークのマンハッタンとブルックリンを結ぶ「ブルックリン橋」は、世界初の長大つり橋です。 世界で最も長い橋が、実は日本にあるのをご存じですか?兵庫県にある「明石海峡大橋」で全長3911メートル、高さは約300メートル。「主塔」と「主塔」の間の距離も1991メートルと世界最長で、東京タワーから国会議事堂までの距離に相当します。 風が強い明石海峡に架かっているため、明石海峡大橋は橋桁をねじれに強い構造にし、風の流れをコントロールするなど、さまざまな工夫がこらされています。ケーブル1本に使われる「素線」の本数は約3万6000本、長さは約30万キロメートルと、地球7周半にも相当します。 一方、人の手で守られる橋もあります。徳島県三好市にある「かずら橋」は3年に1度、人の手で架け替えられています。 八木くんは橋を見るのは好きだそうですが…渡れないようですね。高所恐怖症で。 文字サイズ 印刷 連載をフォロー 漫画で解説 前の記事 照明が変わる!?の巻 次の記事 ドナルド・トランプさんって誰?の巻 関連記事 ビルも背比べ!の巻