三越伊勢丹

初売り4日 優秀な人材確保狙う

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
三越伊勢丹HDの働き方改革
三越伊勢丹HDの働き方改革

 百貨店大手の三越伊勢丹ホールディングスが、初売り日を繰り下げて従業員の正月休みを確保するなど労働環境の改善に取り組むのは、少子高齢化で労働人口が減る中、優秀な人材を確保する狙いがある。週休3日制の導入や在宅勤務の拡大に取り組む企業もあり、より柔軟な「働き方改革」の動きが広がりそうだ。

 三越伊勢丹は2009年に労働環境の改善に取り組み始めた。首都圏の一部店舗で営業時間を9時間半から30分短縮。11年には、それまで1年のうち1月1日だけだった休業日を増やした。今年は初売りの開始を首都圏の大半の店舗で従来の2日から3日に繰り下げ、17年以降はさらに4日まで繰り下げることを検討する。

 大西洋社長は毎日新聞のインタビューに、「自然と物が売れた時代に比べて、現在は知識や気遣いがより必要で接客の難易度は上がっている。労働環境を改善しないと人材は集まらない」と指摘する。店舗の休業日は現在、年5日程度だが、将来的には帰省などで客が比較的少ない8月など期間限定で、週1日の休業も目指すという。

この記事は有料記事です。

残り466文字(全文909文字)

あわせて読みたい

注目の特集