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養老孟司・評 『道程−オリヴァー・サックス自伝』=オリヴァー・サックス著

 (早川書房・2916円)

消えゆく昭和に共通な雰囲気

 サックスの本はいつも夢中で読んだ。いくつも翻訳されていて、代表作はほぼ日本語で読むことができる。第一作『サックス博士の片頭痛大全』からはじまり、『レナードの朝』『火星の人類学者』『妻を帽子とまちがえた男』『左足をとりもどすまで』などが代表作であろう。天性のストーリ・テラーで、母親譲りだと自分で書いている。この本はそのサックスの自伝である。サックスがどんな人か、関心がある人には見過ごせない。

 サックス一九三三年生まれ、評者より四歳年上である。昨年夏に亡くなった。アメリカで働いたが、ロンドン…

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