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ワールド・トレジャー

特派員が選ぶ私の世界遺産 黄金寺院(インド北西部) シーク教徒の平和守り

シーク教総本山の黄金寺院。入場するには、必ずバンダナなどで髪の毛を覆わなくてはならない=インド北西部アムリツァルで2015年10月9日午後4時45分、金子淳撮影

 白い大理石の上を進んでいくと、大きな池の真ん中に金色に輝く寺院が建っていた。ここは、インド北西部アムリツァルにあるシーク教の総本山「シュリー・ハリマンディル・サーヒブ(通称・黄金寺院)」だ。

 シーク教はグル・ナーナク(1469〜1539年)が開いた宗教で、ヒンズー教とイスラム教を批判的に融合したと言われる。「唯一の真理」を信仰しており、偶像崇拝はしない。シーク教徒はインドの人口の約2%。「ケーシュ(髪)」「カンガー(くし)」「キルパーン(懐剣)」など、頭文字にKがつく五つのものを身につけなければならないとされる。男性の多くは長くなった髪をまとめるためにターバンを巻く。男性は「シン」(獅子)、女性は「コウル」(王女)と名乗るのも特徴だ。

 黄金寺院は1601年に完成した。寺院を囲む池は「アムリト・サローバル(不死の池)」と名付けられ、町の名前の由来にもなった。平等を尊び、寺院の中ではカーストや宗教に関わらず誰もが平等に沐浴(もくよく)や参拝ができる。

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