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詩歌の森へ

ユニークな俳句評論=酒井佐忠

 松下カロの俳句評論集『女神たち 神馬たち 少女たち』(深夜叢書社)が刊行された。書名が示す通り、これまでの殻(から)を破るユニークな著作。松下は1954年生まれ。早大文学部でロシア美術を専攻した。第32回現代俳句評論賞を受賞した「象を見にゆく−−言語としての津沢マサ子論」もこの著書に収録されている。

 ボーヴォワールから、石原慎太郎、馬場あき子、さらに造形作家のウォーホルまで、他分野の芸術家らと俳句作品を対照比較させて論じる幅広い視点が、評論の大きな特徴だ。

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