女優の南野陽子がデビュー30周年を迎えたのを記念して来月、四半世紀ぶりにソロコンサートを開く。「アイドル歌手だったのはわずか5年なのに、みなさんの記憶には当時のイメージが残っているようです。『もう歌わないの?』と聞かれると、許されるならもう一度歌いたいと思いました」
「はいからさんが通る」や「吐息でネット」など全シングル曲とカップリング曲を網羅した5枚組みCD「ゴールデン☆アイドル」を先月、発表した。「アイドル時代は本当に充実していた。どの曲にも思い出があるので、形になってうれしい」とほほ笑む。
番組観覧に行った大阪のテレビ局でスカウトされたのをきっかけに1985年、高校3年でデビューした。「友達に自慢したいという程度の軽い気持ちだったので、それからが大変でした。歌っていても居心地が悪く、芝居をしても『どうせアイドルでしょ』と見られる。私の本当の居場所はどこだろうと思っていました」と振り返る。
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