高齢者預託金流用

関連NPO貸し付け1.7億円焦げ付き

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日本ライフ協会による事実上の「迂回(うかい)融資」の構図
日本ライフ協会による事実上の「迂回(うかい)融資」の構図

 高齢者から集めた預託金2.7億円余の流用が発覚した公益財団法人「日本ライフ協会」(東京都港区)で、関連NPO法人への貸し付けに絡んで別途1.7億円の預託金が事実上焦げ付いていることが分かった。協会とNPOの代表者は同じで、貸し付けについて内閣府の公益認定等委員会は「役員への特別な利益」を禁じる公益認定法違反の疑いがあると指摘。協会は貸し付けの解消を委員会に報告したが、実際には迂回(うかい)融資のような形に変えただけで、同法で禁じる虚偽報告の疑いも出てきた。

 関連NPOの名称は、協会と同じ「日本ライフ協会」(本部・津市)で、代表者はともに浜田健士氏。2002年にNPO法人として発足した協会は09年7月、介護事業を行うNPOを事業分離し、一般財団法人に組織変更して10年7月に公益財団法人に移行した。

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