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記者の目

インドネシア新幹線、受注失敗=平野光芳(ジャカルタ支局)

高速鉄道の新駅建設予定地。大型重機が搬入され、工事の準備が始まっていた=インドネシア西ジャワ州で先月22日、平野光芳撮影

 インドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画(ジャカルタ−バンドン間、約150キロ)の受注競争で昨年、日本が後から参入した中国に逆転で敗れた。日本国内では「安全性や技術で優れている新幹線がなぜ」と衝撃が広がったが、敗因の分析で見えてくるのは、他国との競争を十分想定していなかった脇の甘さや、技術への過信だ。インフラ輸出の大競争時代を迎え、従来の「日本流」を見直すべきだ。

 日本政府がインドネシアで高速鉄道の売り込みを始めたのは2008年ごろ。当時、中国はようやく北京−天津間で初の高速鉄道を開業させたばかりで、海外進出など誰も想像していない状況だった。

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