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矢野経済研究所(東京都中野区・水越孝社長)は、2014年度の「オタク市場に関する調査」を公表した。トップは「アイドル」で、市場規模は1186億円と推計され、2位の同人誌、3位のアダルトビデオ(AV)を大きく引き離した。
調査は同研究所がほぼ毎年実施している。今回は調査対象19分野の市場規模などを推計した。アイドルはコンサートチケットやCD・DVD、写真集、グッズなどに使われた額を、同人誌は即売会や委託販売、ダウンロード販売などの小売金額をまとめた。
トップのアイドル市場は、ジャニーズやAKB48グループなどのコアなファンが支えた。AKBグループの熱心なファンの間では、メンバーとの握手券などの特典をより多く得るために同じCDを複数枚購入するケースもある。この影響もあってか、昨年9月に実施した「関連消費者アンケート」では、1人あたりの年間平均消費額も7万4225円と、2位の鉄道模型(4万9721円)以下を大きく引き離した。市場規模の伸び率は前年…
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