【テヘラン田中龍士】イランにあるサウジアラビア大使館が2日に襲撃された事件を受け、イスラム協力機構(OIC、57カ国・機構加盟)の緊急外相会議が21日、サウジアラビアの西部ジッダで開かれた。OICは事件についてイランへの非難声明を発表したが、加盟国のイランとレバノンは声明の採択を拒否した。イラン、サウジ両国の緊張緩和に向けた解決策は示されず、イスラム諸国の連帯というOICの理念と異なる結果となった。
国営サウジ通信によると、声明は大使館襲撃が国際法やOIC憲章などに違反すると指摘。宗教指導者を処刑したサウジ司法に対するイランの扇動的な声明を「露骨な内政干渉」と非難した。声明はまた、イランがバーレーンやシリア、ソマリアなどでも内政干渉していると非難した。
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