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甘利明経済再生担当相は22日の記者会見で、週刊文春が報道した自身や秘書の口利き疑惑について「私は法に反するようなことはしていない」と述べ、違法性はないと強調した。その一方で「私の記憶と違う部分がある」と繰り返し、具体的な事実関係については明言を避け続けている。食い違いや事実誤認を懸念し、調査終了までは事実関係に言及しない方針とみられる。28日までに行うとしている説明で、疑惑を払拭(ふっしょく)できるかが焦点となる。【野原大輔、渡辺諒】
「自分の発言が二転三転することは避けたい。記憶と報道との違いを検証中なので言うことができない」。甘利氏は会見で、録音があるとされることに触れながら、説明までに一定の時間がかかると釈明した。「逃げ隠れはしない。誠実にお答えする」と強調し、理解を求めた。
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