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ストーリー

シャラポワ復活支える(その1) 進化するトレーナー

 2014年6月、テニスの全仏オープン。ロシアのマリア・シャラポワ選手(28)は2度目の栄冠に輝くと、「このトロフィーをカットして、みんなで分けたい」と喜びを表現し、コーチらチームの一人一人に感謝した。その中に日本人トレーナーの名前があった。

 「ユタカ。ここにいないけれど、私を強くし、クレーの上でスライドできるようにし、このトロフィーを再び抱えられるようにしてくれて、ありがとう」。米フロリダ州の自宅で、テレビ観戦をしていた中村豊さん(43)は胸が熱くなった。11年末からシャラポワ選手の専属フィジカルトレーナーを務め、俊敏性や持久力の向上を目指してきた。

 04年、シャラポワ選手は17歳でウィンブルドン選手権を制覇。翌年、世界ランク1位に上り詰めた。18…

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