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ファッションの匠

じっくり熟成させるニット 大三(福島県伊達市)

社員の半数が20代。北島彩美さん(手前)は重要な作業を任されている=福島県伊達市の大三で2016年1月13日、野村房代撮影

 <ファッションの匠(たくみ)>

 福島県中通り北部の伊達市は、国内有数のニット産地だ。しかし海外生産に押され、生産量はピークだった1970年代の100分の1まで落ち込んだ。追い打ちをかけたのが、5年前の東日本大震災で起きた東京電力福島第1原発事故。市南部の一部地域が50キロ圏内にあり、流通が一時遮断されたためだ。

 1967年創業の大三は震災で数千万円の被害を受けたが、三品清重郎(みしなせいじゅうろう)社長(58)は「仕事が来るのを待っているだけではだめ」と、独自商品の開発に励んできた。その一つが、県ニット工業組合で来年商品化予定の「だて染(ぞめ)」だ。

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