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現地で修理、信頼を獲得
ダイニチ工業が製造・販売している家庭用石油ファンヒーター「ブルーヒーター」が台湾で、富裕層を中心に人気を集めている。沖縄より南に位置する台湾では通常、暖房器具を使用する必要はほとんどないというが、同社は2014年度、約5000台のヒーターを現地に輸出した。沖縄で業界全体で販売されているファンヒーターは年間約1000台といい、5倍を台湾で売った計算だ。
台湾の富裕層は夏の暑さをしのぐため、台北周辺の標高300〜500メートル程度の高地に自宅を構える人が少なくない。夏は涼しくて快適でも、冬はより寒くなるため、暖房が必要になる。現地製の暖房器具があるものの、電気ストーブや、芯に灯油を染みこませて火をつける芯式のストーブが主流だ。ダイニチの石油ファンヒーターは、電気ヒーターを使い灯油を気化させて燃やす。着火までにかかる時間は40秒程度と、芯式などが数…
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