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京都大原子炉実験所から原発の危険性を指摘
京都大原子炉実験所(大阪府熊取町)から原発の危険性を指摘してきた研究者集団「熊取の6人組」で唯一の現職、今中哲二助教(65)が3月末で定年退職する。旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の災害研究の第一人者として事実上の退職講演がある。来月10日には6人組が創設した自主講座「原子力安全問題ゼミ」で講演。今後も福島第1原発事故の放射能汚染の実態などの研究を続ける。
同実験所には、今中さんをはじめ、小出裕章さんや小林圭二さんら原発に批判的な研究者6人が研究グループを作り、市民参加が可能な「安全問題ゼミ」を開くなどしてきた。昨年3月に小出さんが助教で定年退職し、今中さんが「6人組のしんがり」になっていた。
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