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アスベスト

労働実態で石綿死認定 「国の基準に準じる」 大阪高裁判決

判決後の記者会見で、夫の丸本佐開さんの遺影を前に涙ながらに語る妻の津枝美さん=大阪市北区で2016年1月28日、堀江拓哉撮影

 夫が2003年に肺がんで死亡したのは働いていた造船工場で吸ったアスベスト(石綿)が原因だとして、神戸市西区の丸本津枝美さん(72)が国に労災認定を求めた訴訟の控訴審判決が28日、大阪高裁であった。石井寛明裁判長は請求を棄却した1審・神戸地裁判決を取り消し、労災と認める判断をした。

 亡くなったのは、川崎重工業神戸工場で働いた丸本佐開(さかい)さん(当時66歳)。1967〜94年、鉄板の切断や溶接の作業に従事し、石綿布などを扱っていた。津枝美さんは遺族補償の給付を求めたが、労働基準監督署は労災と認めず、不支給とした。

 控訴審では、佐開さんに国の基準の一つとなる「胸膜プラーク」があったか▽仮になくても、労働実態を踏まえて石綿が原因といえるか−が争点だった。1審判決は胸膜プラークが認められないとして請求を棄却していた。

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