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みちのく建物探訪

福島県田村市・旧大越娯楽場 昔は農村のオアシス /宮城

旧大越娯楽場の正面入り口

 若者の農村離れを食い止めたい−−。1926(大正15)年、そう願った地元の農家有志が「農村にも娯楽の場を」と建設したのが、福島県田村市大越町の「旧大越(おおごえ)娯楽場」だ。芝居や映画、講演と人々を楽しませた娯楽施設は、戦時中の空襲でも奇跡的に被害を逃れ、現在も剣道場やイベント会場に使われている。2007年、国登録有形文化財となった。

 両側に緑色の鉄板ぶきの切り妻屋根を配した欧風建築は、集落を貫く街道沿いにある。木造2階建てで、建築…

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